(タイトル画像 klockwork-asia.com/magokoroより転載)
Amazon primeで、次はどれを観ようかな、と一覧を見ていたら、本ドラマ主演のユ・インナとイ・ドンウク コンビの写真が目に入ってきました。そうそう、この2人は「トッケビ〜君がくれた愛しい日々」で準主役のカップルとして、一般人と死神の運命的な恋を演じた2人として、オヤジの記憶にも残っておりました。主役カップルのトッケビ(コン・ユ)とウンタク(キム・ゴウン)の2人に肉薄する存在感で、死神カップル推しの視聴者がきっと多かったのではないでしょうか?なので、この2人を起用してドラマを作ってみよう、と考える制作者がいるのはとてもうなづけます。
-
- 出演:イ・ドンウク、イ・ユンナ 他
- 脚本:イ・ミョンスク、チェ・ボリム
- 演出:パク・ジュンファ
- 制作:STUDIO DRAGON CORPORATION, MEGA MONSTER, ZIUM CONTENT
- 放送期間:2019年2月6日 – 3月28日
- 放送チャンネル:tvN
(Wikipediaより転載)
(klockwork-asia.com/magokoroより転載)
感想
「トッケビ~」で脚光を浴びたカップルが再共演!
少しネタバレ、ごめんなさい!
スキャンダルに巻き込まれて落ち目を経験した元人気女優のオ・ユンソ(ユ・インナ)が研修のため期限付きで就職した法律事務所で堅物の弁護士クォン・ジョンロク(イ・ドンウク)と出会い、衝突しながらも仕事を通じてお互いを理解し、愛をはぐくんでいく、というストーリーです。
芸能界で活躍していた自分のことをまったく知らないジョンロクに対して、最初から気があるんじゃないか、とツッコミたくなるようなユンソの素振りと、徐々に打ち解けて笑顔が増えていく真面目人間のジョンロクの変貌に赤面しながら観終わったオヤジでした。
「トッケビ~」の印象はハイセンスなファンタジー映像、といった趣で、それまで主に観ていた歴史ものとは全然違う空気感になじめない部分がありました。そんな中でもどうしてだろう、この準主役のカップルがどこかで復活するだろう、と心のどこかで思ってて、実際にこんなドラマが出来ていた、「あ、やっぱり!」と思わせてしまうのは、韓国ドラマ業界の企画力でしょうか!
オ・ユンソを演じるユ・インナさんは、ハ・ジウォンさんやパク・シネさんなどの圧倒的主役級の女優さんのオーラはオヤジにはあまり感じられません(ファンの皆さん、ごめんなさい)汗
でもそのせいか、落ち目の女優さんという設定がこのドラマでは見事にはまって見えました。芸能界暮らしが長い反面、庶民的な感性も持ち合わせています。まっすぐな目線で人をみつめ、被疑者や関係者を思いやる接し方で、数々の難事件の解決に一役買う、という聡明な役どころでもあります。
へたをすれば、準主役を主役に起用した佳作ドラマ、と陥りがちなところが、逆にほんわかした気分でじっくり観させてくれる味わいの隠れ傑作ドラマ、だと思います。
もし女優さんが自分の職場にやってきたら、どんなだろう???と実際に想像力を掻き立てられるような物語作りも、ようく考えられて見ごたえありました。
名脇役、オ・ジョンセの好演が光る!
多くの韓国ドラマを観ていると、同じ俳優さんに何度もぶちあたります。
この作品でも、舞台であるオルウェイズ法律事務所のヨン・ジュンギュ代表を演じたオ・ジョンセさんが、コミカルないい味を出していました。
オ・ジョンセ(画像 tvNより転載)
この人は「サイコだけど大丈夫」で主人公ムン・ガンテの兄で知的障害をもつサンテを演じており、本当にこういう特性があるんじゃないか、と錯覚するほど演技のうまい人でオヤジの記憶に残っていました。
他にも「椿の花が咲く頃」でも妻に頭の上がらない不動産会社の代表など、バイプレーヤーとしていろんな役を演じ分けるプロフェッショナルな方です。
主役だけでなく、助演の皆さんもそれぞれのストーリーの中で良い味を出していて、それぞれ別のドラマで再会したいな、と思わせる楽しいドラマでした。
「真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ」を観るならこちら ↓
コメント